秋の庭を、ガーデンライトで演出…阿部 正光

秋の庭を、ガーデンライトで演出

ようやく朝晩の気温が下がり、いよいよ秋の到来です。1年の中で最も過ごしやすいと言われるこの季節は、庭に出る機会も増える時期ですね。
でもほとんどの方は、昼間は会社に行き、夜は部屋の中でくつろぐ、そんな生活を送っているのではないでしょうか?

そこでガーデンライトの登場です。庭に効果的な照明を配することで、夜の活動範囲が大幅に広がり、秋の庭を存分に楽しめる絶好のチャンスでもあります。照明は、庭の名脇役です。ぜひとも照明のある庭で、秋の庭を満喫してください。

庭に照明を設置することによる4つの効果 ガーデンライト器具の種類
電球の種類 その他照明を選ぶ時のポイント

いろんなタイプの照明をご紹介してきましたが、器具の選び方を間違えると、なんだかくつろげない庭、明るいだけで雰囲気のよくない庭になってしまいます。そこで、私がオススメする照明の選び方をいくつかご紹介します。

アプローチ

アプローチの照明には、いくつかのルールがあります。

  • 低い位置から足元を照らす。上から照らすと歩き難くなります。
  • 道路から玄関に向かって、段々と明るくしていくことで安心感がUP。
  • やさしい雰囲気を演出したいなら、電球色を主体に取り入れる。
  • タイマー制御を導入し、自動的にON/OFFできるようにする。
アプローチ

メインガーデン(デッキやテラス)

デッキやテラスのあるメインガーデンでは、できるだけLED球を使いましょう。
LED球なら嫌な害虫が寄ってきません。これは、夜の庭を楽しむためには欠かせない条件なんです。また、デッキやテラス部分には、上から照らせるスポットライトやウォールライトを、また樹木や芝生部分には、ポールライトや下からのスポットライトを選ぶと良いでしょう。

メインガーデン(デッキやテラス)

フットライトや埋込みライト

特にオススメしたいのが、階段や段差などを照らすフットライトや埋込みライトです。階段などでは、施工の簡単なソーラーライトを埋込むこともあるようですが、ソーラーライトは電球を交換できないものが多いため、後々に交換作業ができるように設置時に工夫をすることが必要です。

フットライトや埋込みライト

お気に入りのシンボルツリーを照らしたり、ウォールを照らして素材感を楽しんだり、時には建物の外壁へ向けて演出したりと、照明を使ったアレンジは生活に彩りを与え、心に余裕を持たせてくれます。
何かと忙しい現代ですが、秋の庭を演出するガーデンライトで、ワンランク上のガーデンライフを楽しんでみませんか?