ポット苗について…春原 康太郎

園芸店での花苗選びのポイント

花がらが摘んであるもの
花が咲き種ができると次の花が上がってきません。
葉の色つやが良く病気でないもの
葉の色つやで選びましょう。
苗の上面まで白い根が張っているもの
この状態の苗はポットを持って軽く振っても株がふらつきません。
土がポットの上まで確りと入っているもの
ポットの大きさに対して8~9割土が入っているのがベストです。
出来るならばポットを外し根が白く均一に張っているもの
よくある悪い苗は根詰りし色が黄色っぽいものやポット内に根が十分に張っていないものがあります。


植物(花苗)選びと、植える場所(環境)を考える

植える前にその植物が好む場所を考えます。

■日当たりを好む植物…日当たりを好むと言っても夏の西日には要注意。西日を嫌う植物は少なくないので、なるべく西日の当たらない場所に植えるのが良いです。
半日陰(弱光線)を好む植物…午前中に日が当たり、午後には日が当たらない状態。または樹木下の木漏れ日が当たる場所が良いです。

■日陰を好む植物…基本的にはありませんが、耐陰生がある植物です。日中2~3時間位日が当たれば花を咲かせる植物です。植物によって、植える場所で花が咲く/咲かない、病気になる/ならないが重要になってきます。植物が成長するのに適した場所に植え込みましょう。

草花を長く楽しむために植物の分類と開花期を調べます。

1年草なのか多年草、宿根草なのか耐寒性があるかなどを考慮して植物を選びます。花壇であれば四季を通して花の時期をずらし1年を通して花を楽しむことが出来ます。

植物を植える位置を決めます。

植物の草丈や成長を考えてバランスの良い位置を決めます。
植物によっては生長した時の大きさ高さが異なります。植える前に「この植物はこの広さが必要だから、この広さが必要。この植物は高くなるので後に植える…」などを考え、個々の植物が成長した時をイメージして位置を決めて植え込んでいきましょう。